20光年先に地球型惑星 近い?

20光年というのは意外と近いように思います。

例えば、光速の90%でのロケットなら10年、50%なら約35年、10%なら199年、世界最速のボイジャー1号なら35万年。やっぱり遠い。

ちなみにこれは、相対論的効果もふくめ、ロケットの中で経過する時間であって、地球から観測する時間ではありません。

説明が不足していたので、なぜ20光年先まで20年以下で行けるのかの説明を追加しました。エントリ「20光年の移動にかかる時間」をご覧ください。

■第2の地球?20光年先に最も似た惑星
(読売新聞 - 09月30日 11:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1358443&media_id=20

【ワシントン=山田哲朗】太陽系外の惑星の中で、最も地球に似た惑星が発見された。


 生命の生存に適した条件を備えていると考えられる。米カリフォルニア大などの天文学者が29日、専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル」に発表した。


 この惑星は、地球から20光年の距離にある小さな恒星「グリーズ581」の周りを公転している。恒星のわずかなふらつきをハワイの望遠鏡で11年間観測し、惑星の存在を割り出した。


 この恒星系には惑星は少なくとも6個あるが、新たに見つかった惑星は恒星との距離がちょうどよく、水が液体の状態で存在していると推測される。片面だけが常に恒星の方を向いており、気温は70度〜零下30度の間という。地球の3倍の質量で、重力も適当なため大気も保たれていると考えられ、これまでに見つかった約500の系外惑星の中で、最も生物の生存に適している。